自動制御設備の設計施工保守を行うタックエンジニアリング。

オフィスビルや商業施設などを建築する際に、建物内部のさまざまな設備を制御するための 設計・施工管理を担当していて、今は大学の新校舎を手がけています。

設備はそれ単体では動きません。多種多様の制御配線をつなげて初めて作動しますが、 どこにどう配線すればその後のメンテナンスがしやすいかまでを考えながら、図面を描いて いきます。そして、図面通りに工事が進んでいるかをチェックし竣工するまでが私の仕事です。

何にもない状態から、建物が完成するまでの全工程に立ち会えますから、 手応えはハンパじゃないですね。決まった日時までに、完成させなければなりませんから 現場には一体感があって、スケジュールが厳しい時にはその一体感が高まるんです。
そういう空気の中でする仕事には、大きなやりがいを感じます。

建設現場の設備に関する施工管理が私の仕事です。 緻密な図面を作成したり、機器の制御を考えるのがメインの仕事ですが、 中でも大きな役割が「現場にいる人と信頼関係を築くこと」です。

大規模な建設現場になると、何百、何千という人の出入りがあります。 多くの人たちと共に「竣工」という目標に向かって指揮を執るのが やりがいであり、最も大切な役割です。

関わる人数に関係なく、社外の人と仕事を進めるのは 難しい側面はありますが、難しいからこそおもしろくもあります。

新築や既に建っている建物の設備をメンテナンスしたり、 時には新しいシステムの導入を手掛ける…それが私の仕事です。

メンテナンスについては、定期的にお客様先を訪問し、中央管理室での チェックや、ビルの管理会社やオーナー様を通じて、普段ビルを使用している テナントからの声をヒアリングし、より快適に過ごせるような提案も行います。

そういったヒアリングから新規の案件を依頼されるケースも少なくありませんから、 設備に関する知識や技術と同じくらい「人と接する・話す」というコミュニケーション 能力も問われる仕事です。

また、ＰＣでのデータ導入や設備の設定がうまくできるようにシステムを組み、 実際に稼働するかを確認する作業もあります。自動制御設備に関するシステムエンジニアという役割も担っています。